レアメタル用破砕機
<概要>
この装置は、チタンなどの特殊金属の機械加工現場(特に旋盤など)より排出される多量の切屑(切粉)を、最終的に効率よく再利用することを目的としております。
加工現場にて発生する多量の切屑は非常にかさ張りますので、保存スペース・リサイクルと環境的・経済的にも問題があります。
そこで、発生した切屑を当装置にて細かく破砕し、圧縮を行いやすく加工します。この時点で多くのスペースを縮小したことになります。
次に、この破砕した屑を金属の圧縮装置のかけさらに縮小し、複数のペレット状に加工します。この状態にすると、切屑の分別保存・再利用(溶解させリサイクル)することも容易になります。
レアメタルはリサイクル需要も多いがチタンのように粘りと、耐熱性のある金属は破砕が難しく、設備全体のコストがかかりすぎてしまうのが難点です。
当装置は省スペースであり、1日8時間以上の連続運転にも耐えることのできる仕様になっており、破砕から圧縮までのアセンブリも可能となっております。



※他、ご不明な点については、別途ご相談ください。